お散歩には「水」いるっしょ!

2024-07-14

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言わずもがな!

暑い日はもちろんですが、朝の散歩といえども危険が潜む熱中症! 私たち二本足族と同じように重症になりかねません。

さらに、ワンコさんは「喉かわいタァ〜」とか「ちょーしわりぃー」とか言葉で声かけしてくれないので、「暑い日 = 飲み水」と決めてこまめに水分補給してあげる必要がありそうです。

飼い主さんもワンコさんと一緒に冷たいお水を持ってお出かけしましょう。

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ワンコさんの健康を守ろう:熱中症と水の関係

夏の暑さが厳しくなると、ワンコさんの健康にとっても大きな影響を与えることがあります。特に熱中症は命に関わる重大な問題です。暑さがほどほどでも湿度が高い場合も同様です。特にワンコさんは体温調節
今回は、熱中症と水の関係について詳しく解説し、ワンコさんを守るための対策をご紹介します。

1. ワンコの熱中症とは?

熱中症は、体温が異常に上昇し、体が適切に冷却できなくなった状態です。ワンコさんは人間よりも汗をかくことができず、体温調節が難しいため、特に高温多湿の環境で熱中症になるリスクが高まります。熱中症の症状には、激しいパンティング、よだれの増加、無気力、嘔吐、下痢、舌や歯茎の色が濃くなる、混乱、けいれん、意識の喪失などがあります。

2. 水の重要性

水は、ワンコさんの体温を調節するために非常に重要です。適切な水分補給は、熱中症を予防するための最も基本的な対策の一つです。

2.1 体温調節

ワンコさんは汗をかくことができないため、パンティング(舌を出して息をする)や水を飲むことで体温を調節します。水分が不足すると、これらの機能が十分に働かず、体温が急激に上昇するリスクがあります。

2.2 脱水症状の予防

脱水症状は熱中症の前兆となることが多いです。新鮮な水を常に提供することで、脱水症状を予防し、体内の水分バランスを保つことができます。

3. 熱中症予防のための水分補給のポイント

3.1 常に新鮮な水を提供

当たり前のことですが、室内外問わず、ワンコさんがいつでも新鮮な水を飲めるようにしておきましょう。

特に運動後や外出後には、水を飲む機会を増やすことが大切です。

3.2 散歩や運動の前後に水分補給

散歩や運動の前後には、水を飲ませるようにしましょう。特に暑い日の散歩は早朝や夕方の涼しい時間帯に行い、定期的に水を飲ませることを心がけます。

3.3 冷却グッズの活用

クールマットや冷却ベスト、冷却バンダナなどのアイテムを活用して、ワンコさんの体温を効果的に下げることができます。これらのグッズと水分補給を組み合わせることで、さらに効果的な熱中症予防が可能です。

4. 外出先では水を飲まないワンコさん

家の中や車の中では普通に水を飲むのに、散歩の途中やドッグランなど外では水を飲まないワンコさんがいます。

新しい匂いや音、他の動物などの刺激が多く、集中して水を飲むことが難しいかったり、家の外では不安やストレスを感じやすく、水を飲むことが二の次になるなどが原因と考えられているそうです。

4.1 味付きの水

少量の低塩分の鶏肉や牛肉のスープを加えて保温ボトルに入れておき、外出先であげてみましょう。

また、ヤギミルクを保温ボトルに入れて持ち歩き、水分補給とするのも良いでしょう。

4.2 湿らせた食べ物

普段から好んで食べてくれるフリーズドライを持って外出し、これに水を含ませてあげるのも良いでしょう。

フリーズドライは、水分を十分吸い込ませるために水と合わせた後、数分時間をおいてからあげると良さそうです。

4.3 水分の多いおやつ

水分の多い果物や野菜(キュウリやスイカなど)をおやつとして与えます。ただし、与える前に安全な食品かどうかを確認しましょう。

まとめ

夏の暑さからワンコさんを守るためには、適切な水分補給が欠かせません。新鮮な水を常に提供し、脱水症状や熱中症を予防するための対策をしっかりと行いましょう。ワンコさんとの楽しい夏の思い出を、安全に作るための準備を忘れずに!